会社辞めます

会社辞めます Vol.5

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会社辞めます Vol.5

こうしてついに退職届を出したのであった。

 

当然ながら上司に理由を聞かれたわけだが、包み隠さず

正直に自分の考えを述べた。

 

筆者は管理職であるから一存では決めれないため、役員会

にあげる旨を上司から言われ、一時預かりとなった。

 

ここからが長かった。

 

大変ありがたいことに、社長をはじめ複数の役員から

慰留されたのである。

 

しかしながら、断り続けた。

 

それは決して意固地になった訳ではなく、覚悟を決めたから

である。

 

組織に頼らず、自分一人の力で生きていくと。

 

ここまで世話になった会社である。

法的には退職日の2週間前までに申し出れば良いそうだが、

引継ぎや次の人材の補充などを鑑み、会社が根負けするまで

断り続けたのである。

 

甘いかもしれないが、そう、円満退職したかった。

 

喧嘩別れみたいなことはしたくなく、皆に祝福されながらのほうが

これからの関係にも役立つ。

 

だから、長かった。

 

退職したい旨を申し出て、10ヶ月を要してついに

退職となったのである。

 

この間は待遇も変わらず、賞与も支給されたのである。

賞与に関しては貰えないと断ったが、それでも支給してくれた

会社には感謝である。

 

そして最終日を迎え皆の前で最後の挨拶をし、自分で言うのも

恥ずかしいが、祝福され、最終日が終わっていった。

 

余談であるが、最後に社長室にてご挨拶をする時、筆者は社長に

「僕は社長が好きでした。もちろん、これからもです」

と伝えたのである(因みに筆者は女性が好きです)

 

恐らく今までも、これからも同性に告白?することはないであろうと

思う。

それ程筆者は、社長に経営者としての魅力を感じていたし、自分を

育ててくれた会社には感謝しか言いようがなかった。

 

こうして退職に至ったのである。

第二の人生の成功を信じて。

 

終わり

 

vol.5までお読みいただきありがとうございました。

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